避暑地といえば軽井沢。
暑い夏を避け、軽井沢でゆったり過ごす。昼間からキンキンに冷えたビールを「プハー」とやるなんてかなりの贅沢といえます。そのビールが地ビールだったりしたら、特別感はさらにアップすることでしょう。
ということで、そんなセレブな予定はないものの軽井沢の地ビール「THE軽井沢ビール」を求め長野へ向かいました。
ここではTHE軽井沢ビールを製造する軽井沢ブルワリーの工場見学についてのレポートと申込方法について紹介します。
THE軽井沢ビールとは
地元の食べ物・飲み物と言われると非常に気になるものです。
中でも地ビールや地酒といった響きは、お酒を飲む人にとっては何やら美味しそうな、飲まなくてはいけない気分にさせる魅力があるように感じるのではないでしょうか。私はそこまでアルコール類が好きというわけではないですが、地ビールと聞くとイメージが膨らみどうしても気になるのです。
今回工場見学で訪れた軽井沢ブルワリー株式会社は軽井沢の地ビール「THE軽井沢ビール〈浅間名水〉」を製造している会社です。
そしてこの「THE軽井沢ビール〈浅間名水〉」が目的の地ビール。美味しいお水、おいしい空気がある軽井沢ならではのビールであり、軽井沢に美術館もある日本画家の千住博さんの描いた作品をラベルにしたデザイン、そして信州特選品に認定されている安心感がこの「THE軽井沢ビール〈浅間名水〉」の特徴です。
ビールの種類もたくさんあり、それぞれのビールのラベルに千住博さんの描いた作品が採用されています。味のバリエーションだけでなく、デザインのバリエーションもあり、自分で飲むだけでなく、お土産やプレゼントとしてもきっと喜ばれるはずです。
工場見学の概要
- 年中無休(臨時休業あり)
- 見学料金500円/人
- 生ビール1杯と持ち帰り1本、もしくは持ち帰り2本
- 見学時間は約1時間、開始10分前集合
- 見学は1日5回(9:30,11:00,13:00,14:30,16:00)
工場は軽井沢ではなく、となりの佐久市にあります。軽井沢に行くついでに立ち寄りたいというには少し不便なところなので注意が必要です。
年中無休(臨時休業あり)なので、土日祝や大型連休でも立ち寄れます。工場見学は有料。500円が必要です。ただし、工場見学に生ビール1杯が試飲でき、さらにお土産として缶ビール1本がもらえることを考えると500円は高くありません。運転する方やビールが飲めない人などは生ビール1杯+持ち帰り1本の代わりに、持ち帰り缶ビール2本がもらえます。
工場見学は麦芽がどのような工程を経てビールになるのかを、説明してくれる案内人と一緒にまわりながら説明を受けます。映像とかはなく、ほぼ工場の設備を見ながらの説明です。所要時間は約1時間。
体験レポート・感想
工場見学の予約は前日夕方に完了させておき、当日朝一番の9:30からの工場見学へ出発。
外観は綺麗な建物で敷地内には大きな駐車場、車で行きましたが駐車場に余裕があり楽々停めることができました。
予約した時間の10分前集合ということだったので10分前には人が集まっていました。時間までは建物に入ったすぐのロビーで待ちます。
時間になるとまずは料金の支払いです。1人500円を支払い、チケットとビール引換券、パンフレット、靴カバーを受け取ります。靴カバーをつけたらさっそく工場見学の開始です。
工場見学は1日5回開催されます。僕が予約した時間は参加者10名程度。案内してくれる方がその10人を引き連れ一緒に工場を回りながら説明を受ける形式になっていました。
麦の違いを食べ比べたり、工場設備をまわりながらどのような工程を経てビールになるのかの説明を受けます。THE工場見学といえるようなロボットや機械の動いている様子を見学できるのはビールの注入から箱への梱包の場所ですが、正直テレビで見るように間近で見れるわけではないので雰囲気だけ楽しみました。
製造過程をすべて回ると次は試飲です。僕は車で来ていたので試飲はできず、かわりにお土産のビールを2本もらいました。THE軽井沢ビールの生ビールを飲む機会はなかなかないので、ここで試飲するのレア体験と言えます。
この部屋からの眺めがとても素敵でした。
ここではTHE軽井沢ビールの販売もしており、お土産も買うことができます。たくさん種類があるので、つい多めに買ってしまいました。ビール好きの方は注意が必要です。
試飲orお土産のビールをもらえばこれで工場見学は終了です。所要時間は約1時間。コンパクトにまとめられた工場見学でした。
また、こちらの工場見学では、ビールの製造過程を楽しむだけでなく、日本画家の千住博さんの作品を楽しむことができます。千住さんの作品はTHE軽井沢ビールのラベルにも採用されていますが、工場では実際の作品を楽しむこともできるわけです。特に建物の入り口を入ったすぐにある作品は迫力があります。きっろ軽井沢にある軽井沢千住博美術館にも立ち寄りたくなりますよ。
申込み方法
工場見学は事前に予約が必要です。
予約は公式サイトからすることができます。
カレンダーから行きたい日を探し、どの時間帯にするか選びます。名前、メールアドレス、電話番号、住所、参加人数など必要事項を入力し送信すると仮予約が完了します。そして入力したメールアドレス宛にメールが届きますので、そのメールに記載のURLにアクセスすると予約完了です。仮予約のままだとキャンセルとなってしまうのでしっかりと予約を確定させましょう。
曜日や時間によっては満員のこともあるので早めに予約がおすすめです。ただ逆に空いているときは前日の夜でも予約できます。
予約したけど行けなくなった、当日間に合わなくなった、人数の変更があったなど、何かあった場合は電話連絡を入れるようにしましょう。
まとめ
- 軽井沢の地ビール「THE軽井沢ビール〈浅間名水〉」
- 工場見学は年中無休(臨時休業あり)・料金500円
- 1時間程度で説明受けながら工場内を見学
- 終了後はビールが飲める(もしくはお土産もらえる)
軽井沢ビールの存在は知っていましたが、飲む前に今回はじめて工場見学に参加してきました。
工場見学はシンプルで派手ではありません。でも、ビールのことが勉強でき、ビール好きとしてはかなり楽しい時間が過ごせました。欲を言えば、テレビで見る一般的な工場見学のようにロボットが活躍しているところを近くで飽きるまで見ていたかったなと思いました。
また、お土産でもらったビールだけでなく、売店でいろいろな種類を買えるのも嬉しいところ。実際たくさんありすぎてどれにしようか迷うほどでした。
帰って工場見学のことを思い出しながら1本、2本、3本…と楽しませていただきました。いろいろな種類があり、味も違うので、好みに合うものもあればそうでないのも…。でもそれがおもしろい。
気軽に行けるのでまた時間があったら寄ってもいいかなと思える工場見学でした。