「すぐ私のことを否定する。」
そう怒られたり指摘されたことってありませんか?僕はあります。それも頻繁に。
自覚はあって、指摘されることに納得する自分もいるわけです。
でも、否定するにはそれなりの理由がありますし、そこには僕なりの正しさがあるわけです。
とはいえ、指摘されたからには「直さなければ」と考えるようになります。でも、それも長続きすることもなく、気を抜くとまた「あなたはすぐ私を否定する」とカウンターパンチを食らうことになります。
こういった過去の経験から、最終的に行き着いたのは「否定することが悪いんじゃない」ということでした。
否定するな!って言葉も否定
そもそもの話、否定するには理由があります。
- 相手の意見が間違っている
- 反対の可能性を探る
- 話を盛り上げるためにあえて反対の意見をぶつける
- etc...
単に相手の意見と反対の意見を発しただけのこと。
こんなこと世の中にはたくさんあって、否定するなという方が間違いだと思うわけです。
これを言うと更に怒られるし小学生の屁理屈みたいで嫌ですが、「否定しないで」という言葉も相手を否定してますよね。
対策したところで
「君の言うことは正しいよ」とまずは受け止め、「でもこうしたらもっといい。こういう考え方もある」と続けるといい。一度受け入れるのが大切。
こういうアドバイスはありがちです。
でもこれも結局は否定しているわけで上手くいかないことが多々ありです。「私の言うことを否定している!」と怒られます。
そうなると行き着くのは「怒られるのは嫌だからイエスマンになろう」。これが唯一の対策ですがなんだかなぁ。
それはそれでいいのかもしれませんが、そこまでして付き合い続けていく意味ってなんだろうと思うわけです。
否定が悪いんじゃなく空気が読めてないのが悪いのかも
最終的に行き着いたのは否定することは悪くないということ。
悪いのは相手や時や場所、場合を考えないこと。TPOを意識した行動をすればいいということ。
何かに怒っている人がいて怒っている理由を愚痴られるとき、「いやいやあなたのほうが悪いでしょ」と言ったら怒りの矛先はこちらに向かうのは当たり前。
でも、怒りが静まって冷静に考えられるときに「こうしたほうが良かったかもね」と声をかけたら受け止めてくれるかもしれない。
気にする人もいれば気にしない人もいて、言い方やその時の感情だったり、問題は否定じゃなく他にある。
要は「あなたはいつも否定する」というのは「あなたは状況が分かっていないね」ってことなのかもしれない。
※大前提として相手の意見を尊重するってことは大切です。