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雨の日も晴れ男でいられるくらい前向きな人になりたい【感想】

私はどちらかというとネガティブな人間です。

問題に直面したときはリスクや否定的なことから考え始めやすい。そんな自分が嫌なので無理にでも前向きに、ポジティブにしようと意識的に変えようとしています。

今回読んだ「雨の日も、晴れ男」では、異常なほどポジティブなアレックスという登場人物がいます。

彼から前向きにいられるためのポイントのようなものを感じることができました。

「雨の日も、晴れ男」の内容と感想

著者は「夢をかなえるゾウ」の著者でもある水野敬也さん。
私自身、「夢をかなえるゾウ」で水野さんの本を初めて読み、楽しく読むことができたので2冊目を手に取りました。

夢をかなえるゾウの感想はこちら。
自己啓発本好きでは何も変わらない - 夢をかなえるゾウにやられる【感想】

本の内容は幼い神様によるイタズラによって不運だらけの1日を送るアレックスのお話。持ち前のポジティブ思考でこの困難に立ち向かいます。

著者からのコメントでは以下のようにあります。

もしかしたらこの本の序盤ではアレックスの奇想天外な行動を理解できないかもしれません。しかし最後には「悩み」や「不幸」にどう立ち向かっていけばいいのかをアレックスははっきりと示してくれます。この本は、できれば途中であきらめずに最後まで読んでいただけるとうれしいです。

引用元:「雨の日も、晴れ男」著者からのコメント(Amazon)

この本では、困難が降りかかるアレックスがどう対処していくのかがポイントではあるものの、アレックスがあまりに現実離れした思考をしているため感情移入はなかなかできません

「アレックスのマネをしろってこと?」「いや、無理だから…」
実際、私もこの本で言いたいことが最後の方まで分からず、単にアレックスの奇行を楽しむだけになっていました。ですが、著者のコメントの通り、最後まで読むと前向きでいられるためのヒントのようなものを見つけることができます。

著者のコメント通り、最後まで読むことをおすすめします。

ヒントになる1冊

リスクを考えて悪いことから考え始めることは悪いことではないと思います。

でもそればかりでは何も始まらないのも分かっています。

そんな自分は、他人から「前向きに生きろ」「たった1度の人生楽しまなきゃ損だよ」なんて言葉を言われてもうっとうしく感じてしまいます。

ポジティブを全面に出してくる人が苦手です。

否定的なネガティブ人間は、結局のところ自分で気づいて改善していくしかないのでしょう。

そういった意味でこの本はヒントとなる1冊だったと思います。

Amazonプライム会員オーナーズライブラリー対象の本

今回、私はこの本をAmazonプライムのオーナーズライブラリーというサービスを利用して読みました。

Amazonプライムの会員であれば、対象となるKindle本の中から毎月1冊無料で読むことができるというサービスです。

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