いま人気のSNSといえばInstagram(インスタグラム)でしょう。
Instagramは自分で撮った写真を加工・編集して共有することができるSNSです。
Twitterやfacebookとは違い写真がメインとなっているので、何も考えずただ見ているだけで楽しい気分になれます。
Instagramやっている芸能人も多く、オフショットをカッコ良く撮っている人気のアカウントもたくさんあります。
そんな人気のInstagramです。やってみるしかないでしょう。
と始めてみたものの、他のSNSとは少し違うので戸惑う人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな戸惑いの原因のひとつ、「タグの使い方」「タグの選び方」を「検索」機能と絡めてご紹介したいと思います。
検索とタグの意味
Instagramの使い方で戸惑う原因のひとつに検索が他のSNSとは違うところがあげられます。
Instagramでは検索の虫めがねアイコンをタップ(クリック)することで検索をすることができます。
この検索は「ユーザー」「ハッシュタグ」「スポット」で検索することができ、投稿写真にしたコメントでは検索できません。
- ユーザー:
ユーザー検索ではユーザーアカウント名、名前での検索が可能です。
探しているユーザーのアカウント名か名前を知っているのであれば探すことができます。
- ハッシュタグ:
タグとは検索キーワードとなる言葉を表しています。「#」のあとにキーワードとなる単語や文を入れ、投稿写真のキャプション(コメント)に記載しておくことで検索しやすくする機能です。
Twitterでも使うこのハッシュタグをInstagramでも利用します。
- スポット:
投稿する写真に位置情報を登録することができます。
特定の場所の写真を見たい場合はスポットから検索することで、その場所で撮られた写真をまとめて見ることができます。
Instagramではこの検索機能で探す写真と、お気に入りのアカウントをフォローすることで随時見れる写真を楽しむことになります。
フォローする相手を見つけるには、もともとの知り合いであるか、お気に入りの写真を撮る人を見つけてフォローすることになります。
つまり、検索機能は「好きな写真を探すのに大切=フォローする人を見つける機能」とも言えます。
要はとても大切ということです。
ハッシュタグのパターン
その検索において最も重要なのがハッシュタグです。
ハッシュタグは投稿者が自由に付けることができます。
ある程度パターンがあるので以下にご紹介します。
場所
写真を撮った場所です。位置情報を登録することもできますが、ハッシュタグを利用する人も多いです。
例えば浅草の浅草寺で撮ったのであれば、「#浅草寺」や「#浅草」、範囲を広げ「#東京」や「#日本」とする場合もあります。
地域ではなく、「#寺」のような表現でもいいでしょう。
季節
撮った季節です。
同じ場所でも季節によって風景は変わります。それが分かるように季節を入れることがあります。
色
写真の主な色です。
例えば「#黄色」と検索すると、黄色写真がたくさん出てきます。
その他の説明
他にもどんな建物か、なんて名前の花か、何をしているところかなど被写体を説明するキーワードをハッシュタグにします。
どんなカメラで撮ったのか、どんなレンズで撮ったのかなどカメラ好き写真好きにとっては気になることをハッシュタグにすることもあります。
感想
写真を説明する言葉というよりは、その写真に対する感想や、ツッコミなどをハッシュタグにします。
単語というよりは文で書くことも。
グループ
また、これまでは被写体の説明についてのハッシュタグでしたが、被写体とは関係のない集まりを表すハッシュタグを付ける人もいます。
有名なのは「#ファインダー越しの私の世界」「#カメラ女子」などがあります。
ハッシュタグの付け方・選び方はどう検索されたいかで決まる
では、どのようにハッシュタグを付ければいいか。どんなハッシュタグを選べばいいのでしょうか。
それは、あなたがこの投稿した写真をどのようなキーワードで検索されたいかで決まります。
例えば、あなたは旅行で浅草の浅草寺に行き、友人と二人で写真を撮りました。写真は二人の顔がアップで仲良さそうに撮れています。アップだったので背景はなく、どこで撮ったかはよく分かりません。
このときあなたならどのようなハッシュタグを入れますか?
この写真を説明するのであれば、「今日」「旅行」で行った「浅草」の「浅草寺」で撮った「ツーショット」写真です。
では、このキーワードをすべてハッシュタグにすればいいのでしょうか。
あなたがもし、「浅草」というキーワードで二人の顔写真を検索してほしいのであればそうすればいいでしょう。
あなたがもし、「ツーショット」というキーワード二人の顔写真を検索してほしいのであればそうすればいいでしょう。
写真投稿時に入力するキャプション(コメント)はハッシュタグ以外にも通常のコメントが入れることができます。
もし、浅草で撮ったということを残したいのであれば、ハッシュタグではなく普通のコメントとして「浅草に遊びに行きました!」と書くこともできます。
つまり、ハッシュタグにするということは、その言葉で検索して欲しいということなんです。
検索結果と一致しない写真が出てくるとユーザーにとってはマイナスです。検索する人のことを考えてハッシュタグは付けましょう。
まとめ
ハッシュタグをオシャレ感覚、手当たり次第入力する人がよく見られます。
食べ物の写真が見たいなあと思って、検索してみたら一番上に女性二人の顔ドアップが出てきたりすると、正直何がしたいんだろうと不思議に感じます。
「#まんじゅう」と検索したらかわいい赤ちゃんが上の方に出てきます。それは「おまんじゅうみたいな赤ちゃんなんだな」と意味が分かるし、微笑ましくも思います。
ですが「#揚げまんじゅう」と検索したら、浅草名物の揚げまんじゅうではなく、かわいい女の子二人が出てきます。全然まんじゅうに見えないので不思議に思います。
ハッシュタグはInstagramにおいて重要です。検索するための大切な機能です。
検索に使う、検索して欲しいキーワードを入れるということを頭に入れておきましょう。