ここ最近、食べ物食べるだけ系のドラマが好きすぎて困る。
単に食べているだけ。ストーリーもあるにはあるが、あくまでもメインは食べ物というドラマが好きです。
あえて夜中のお腹のすく時間に見ることで夜食が食べたくなるようにもっていく。
でも、食べると健康によくなさそうだから我慢する。それが一連の流れ。
世間的にもこの手のドラマが人気なのか、こういったグルメ系のドラマが増えているように思います。
私もいろいろと探してはちょこちょこ夜中に見ています。
今回はそんなグルメ系のおすすめドラマを8タイトルご紹介したいと思います。
孤独のグルメ
私がこれ系のドラマを好きになったキッカケは多分このドラマ。
主演の松重豊さん演じる井之頭五郎が黙々と食べている姿にやられました。
輸入雑貨の貿易商である五郎さんがいろいろな街に行って商談、お腹が空く、食べるという流れのシンプルな構成。ある程度、設定やストーリーが見えてはくるけどメインは食べること。さまざまな街の実在する雰囲気のあるちょっといい感じのお店を探し出す嗅覚、メニューからおいしそうなものを選び出す眼力がすばらしい。そしてよく食べる。
五郎さんの考えていることはナレーションで。食事に対する妥協のない感じが伝わってきます。
原作のマンガと違うことの1つに音楽があることあげられますが、この音楽がいい感じです。
本気で食べるシーンに使われる盛り上げ曲、オープニングやエンディングで流れるほのぼの曲、腹が減ったときのポツーンSE、どれもドラマのいいアクセントになってます。
- Season6まで放送
- 主役は(松重豊)はビジネスマン
- 実在する街の飲食店が舞台に1話完結
- もくもくと(頭の中では饒舌に)ごはんをいっぱい食べる姿がいい
深夜食堂
主演の小林薫さんがマスターを務める「めしや」という名の深夜食堂が舞台。
メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないけど、マスターが作れれば他の料理も作ってくれるという変わった食堂。
このドラマは基本的にはこの深夜食堂に集まる人と食べ物をからめた物語です。人間ドラマというやつです。
強面で静かなマスターの人柄がいい。ナレーションもマスター役の小林薫さんで落ち着いた語り口が安心します。
落ち着いた話の展開と、人それぞれいろいろあるんだなぁという思い、そしておいしい食べ物。
そんなドラマ。
原作はマンガでドラマ化、さらには映画化もされました。
- 第4部まで放送
- 主役(小林薫)は深夜食堂のマスター
- 深夜食堂に集まる人の人間ドラマとそれに絡めたおいしい食べ物
- 静かな深夜の落ち着きがいい
女くどき飯
主人公の神林恵(貫地谷しほり)はwebメディアでの「初対面の男性たちと外食デートをする」という連載企画を担当するライター。
毎回、「男性が女性を口説くためのお店」を取材し、紹介してくれた男性から口説かれるという流れ。
女性を口説くというコンセプトのお店なのでおしゃれな雰囲気のものが多いです。
料理がおいしそうなのはもちろんですが、デートにおける男性の振る舞いについてもちょこちょこ指摘というかアドバイスが散りばめられているのがおもしろい。
飲食店の紹介サイト「ぐるなび」で実際にあるエッセイ漫画が原作となっています。
ドラマは原作と違い、実際の食事の映像があるのがいい。おいしそう。
- Season2まで放送
- 主人公はライター、企画で男性が女性を口説くときの食事を取材
- 毎回主演の貫地谷しほりさんをゲストの俳優さんが口説くという流れ
- おいしそうな食事とデートにおける振る舞いについて
ワカコ酒
武田梨奈さんが演じる主役の村崎ワカコはふつうのOL。
会社帰りにお酒とおいしい酒の肴を楽しむというのがこのドラマの流れ。
至福の時間にふと漏れる「ぷしゅーーー」という声が妙に気になる。
原作はマンガで、この「ぷしゅーーー」が決まり文句のようですが、ドラマで実際に女性が「ぷしゅーーーー」とか言っていると「なんだこれ、、、(笑)」といった感じです。まあでもこれがないと寂しいからいいんですが。
出てくる料理は「焼き鳥」やら「エイヒレ」やら「あん肝ポン酢」といった、THE酒の肴やこれお酒に合う!というメジャーどころが満載。
でもそのメジャーなものをお酒と一緒に楽しむ女性がなかなか画になります。
原作マンガはこちらで何話か無料で読むことができます。
マンガ、ドラマ以外にもアニメ化もされています。
- Season3まで放送
- 主人公(武田梨奈)がお酒と酒の肴を楽しむ
- 実際にその料理が食べられるお店の紹介も
- 「ぷしゅーーー」がくせになる
終電ごはん
オードリーの若林さん、酒井若菜さん、佐藤仁美さんの3人で進むストーリー。
どんなに遅く終電で帰っても家で簡単に作れる食事をテーマに、毎回簡単な料理が紹介されます。
もともとが「終電ごはん」というレシピ集が原案なので、紹介される料理はちゃんとレシピが紹介され実際に自分で作ってみることも可能。
お笑い要素も多く、ドラマというよりレシピも紹介するコントといった見方もできるかもしれません。
- 全4話
- 夫婦と旦那の姉の3人が夜食を食べる
- 簡単に作れるレシピの紹介
- お笑い要素もあり
昼のセント酒
ダメ営業マンの内海(戸次重幸)が仕事をサボって昼間から銭湯に入るお話。
銭湯のあとはお酒とおつまみ。
このドラマは銭湯とお酒。
どちらかというと銭湯がメインでお酒とおつまみがサブの構成になっています。
銭湯でポカポカになり、喉がカラッカラに渇いた状態でビール。そしておつまみ。これがずるいくらいおいしく見えてしまいます。
しかも昼間っからというのがさらにいい。罪悪感がおいしさへと変化する感じでとってもいいです。
原作原案は「孤独のグルメ」の作者でもある久住昌之さんなので、どこか孤独のグルメに通じる感じもあります。
- 全12話
- 銭湯とそのあとのお酒とおつまみのドラマ
- メインは銭湯
- 乾ききった体へお酒とおつまみがいい感じ
めしばな刑事タチバナ
刑事であるタチバナ(佐藤二朗)がB級C級グルメへの情熱を語りまくる。
毎回テーマとなる料理について語り尽くします。
基本的に立ち食いそばや袋入りラーメン、缶詰といった身近な食べ物がテーマとなり、チェーン店やメーカー、商品などの歴史やうんちくを語ります。
また、スイーツ系をとりあげる甘味部のコーナーでは婦警がスイーツを食べ、口元をただ映したりおいしそうに食べている表情を映したりというものも。これに関してはあまり美味しそうにも見えないし、色っぽくも見えないし何だかなぁという感じ。
刑事が取調中に食事について熱くなるというあり得ない設定がマンガ(原作はマンガ)っぽさを感じさせますが、テーマとなるのが身近な食べ物についてなので話が入ってきやすいです。
- 全12話
- 刑事が食べ物について熱く語る
- テーマとなる食べ物はB級C級グルメ
- おいしそうというよりタメになる
泣きめし今日子
グルメコラムを担当する主人公の猫田今日子(安達花穂)が毎回実際にあるお店を取材する、たった4分間の食レポ連続ドラマ。
YouTubeでも見ることができるので空いた時間にちょこちょこ楽しめます。
泣きめし今日子 YouTube公式チャンネル
今日子のダメな感じも、食べたときの幸せそうな感じもだんだんとハマってきちゃいます。
たった4分なのにストーリーもあり意外とおもしろいです。
- Season2まで放送
- グルメコラムを担当する主人公が食レポ
- 実際にあるお店お料理を紹介
- 4分間のほんわかストーリー
まとめ
- 孤独のグルメ
- 深夜食堂
- 女くどき飯
- ワカコ酒
- 終電ごはん
- 昼のセント酒
- めしばな刑事タチバナ
- 泣きめし今日子
今回紹介したのは以上の8作品。
それぞれ特徴はあるけれど、共通しているのはどのドラマもおいしそうな食事が登場するということです。
グルメ系のドラマといえば、昔は王様のレストランだとか、ランチの女王などがありました。でもこれらのドラマは食べ物メインというより、やっぱりストーリーがメインでした。
ですが、今回紹介したドラマはそういったものと違い食べ物メイン。お腹が空いてくるほどに食べ物がメインです。
今後もこの手のドラマが増えていったり、続編が出たりしていくのではないかなと思います。
今回紹介したドラマを見ようと思っても、DVDを買ったりレンタルしてくるにはちょっと気が引けたりしませんか?全部見ようと思ったらけっこうな金額かかってしまいますし。
再放送を待つにもいつあるか分かりません。
もし今から見ようと思うのであれば、次のような動画配信サービスを利用することをおすすめします。
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