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原作小説も必読!映画版「聖の青春」で涙した【感想】

村山聖。

将棋が好きなら一度は聞いたことがある名前でしょう。

彼を題材とした小説を原作とした映画「聖の青春」を見たので感想を。

村山聖とは

村山聖さんはプロの将棋棋士です。

伝説の棋士。

1969年(昭和44年)生まれでいわゆる「羽生世代」と呼ばれる棋士のひとりです。
(羽生世代とは将棋界のトップクラスの棋士羽生善治さんと同年代の強豪棋士のことです。)

幼少期、腎臓の難病「ネフローゼ症候群」に。ガンの発症、再発と病に苦しんだ棋士。
29歳の若さで亡くなりました。

将棋においては「東の羽生、西の村山」と呼ばれ期待された棋士です。
羽生さんが棋界トップクラスに今もいることを考えれば、村山さんのスゴさや今いないことの残念さが分かるでしょう。

「終盤は村山に聞け」と言われるように、終盤の強さには定評がありました。

その他にもいろいろなエピソードがありここでは紹介できません。
紹介しようにも胸に詰まる思いもあり、下手に書くことができません。

私は当時のことは知らないですが、聖の青春や村山聖さんのドキュメンタリー番組で彼を知りました。
その程度にしか過ぎないのに、彼のエピソードを見たり読んだりすると胸に詰まる思いがあるんです。

とにかく、素晴らしい将棋棋士なのです。

聖の青春とは

聖の青春とは、大崎善生さんが書いたノンフィクション小説です。

村山聖さんを題材に、彼の生涯を書き上げています。

この作品は2000年に発表されており、その後テレビドラマ化もされています。
これは記憶になかったんですが、村山聖役を藤原竜也さんがやっていたそうです。

そして2016年11月に松山ケンイチさん主演により映画化。
松山ケンイチさんが役作りで太ったことや、羽生善治役の東出昌大さんが特徴を捉えていることは話題になりました。

簡単な感想

村山さんについては映画を見る前に本やドキュメンタリー番組を見て知っていました。

なので、映画の内容もスッと入ってきます。

文字やドキュメンタリー番組では表現できない、役者さんの力のようなものを感じ引き込まれました。

映画を見ていてほとんど泣くことはありませんが、羽生さんとのエピソードの場面で涙が出てしまい自分でも驚きました。

ですが、村山さんについて何も知らない人がこの映画を見てそこまで入り込めるでしょうか。

この映画、私にとっては良かったですが、2時間では難しかったのかもしれません。

エピソードを詰め込んでぎゅうぎゅうにするよりはこの映画のような構成で良かったとは思います。でもこの映画をより楽しむには事前に村山聖さんのことを勉強したほうがいい気もします。

どうやって見るか

2016年11月の作品ですが、すでにDVDやBlu-rayが発売されています。

購入するか、レンタルショップで借りてくれば見ることができます。

他にはdTVやU-NEXTといった月額料金が定額で見放題の動画配信サービスでも視聴可能です。

「聖の青春」はまだ新作なので、動画配信サービスでは見放題の対象作品ではありません。Huluでは現時点で配信されていませんし、dTVでは別途課金が必要な作品です。

ですが、U-NEXTでは毎月1,000ポイントが貰えるのでそれを利用して新作映画をレンタルすることができます。
31日間の無料お試し期間を利用する場合も、600ポイントが貰えるので新作映画を見ることも可能です。

つまり、お試し期間を利用して、新作の「智の青春」を無料で見ることも可能なわけです。

もちろん、U-NEXTのサービスが気に入れば引き続き使えばいいですし、気に入らなければお試し期間中に解約すればOK。

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