四つ葉のクローバーではなく、「四つ話のクローバー」を読みました。
夢をかなえるゾウの著者でもある水野敬也さんの本です。
水野さんの本はこれで3冊目になります。
どれにも共通しているのは話が分かりやすく読みやすい、後から重要だと思うポイントを読み返しやすい、面白いんだか面白くないんだかよく分からないギャグ的な要素も多少ありといったところ。
今回もハッとなるような、なるほどねと思えるようなエピソードが集まっていました。
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四つ話のクローバーとはどんな本か
タイトルの通り、4つの話が幸せを運んでくるような本です。
ストーリーは社会に出て疲れ切ってしまった主人公の青年とその幼馴染の間での会話という形式で進みます。
人生で大切なことを物語にした幼馴染の祖父。幼馴染はその物語を主人公の青年に聞かせます。
物語は全部で4つ。
その物語はおもしろく、分かりやすく、なるほどと思えるものです。
物語は誰を否定するものでも、煽ってくるよなものでもありません。
なので、すっと入ってきます。
正直、私の場合、4つの物語すべてに心をつかまれたわけではありませんでした。
ですが、物語は4つ。必ず1つはあなたの心をつかむ物語があるはずです。その1つでもいいので大切にできればまずはいいのかもしれません。
私がいいなと感じたのは1話めと3話目です。
1話目では「この世界に存在する『たった一つの成功法則』」についての物語、3話目は相手の立場になって考えることについての物語。
いずれも、気がついてはいるけれどなかなか行動に移せていないことでした。
読むだけではいけない
私にとっての自己啓発本のいいところは、自分でも何となく分かっていたことをやっぱりあっていたんだと確認させてくれることです。
実際、読んでいて納得のいくことが大半だったり、当たり前のことも多いもの。「そうそう」だとか「なるほどね」となることが多いです。「それは違うだろ」と思うことはあまりないように感じます。
で、思うこと。
分かった気になっているだけでは、本を読む前と後では何も変わらないということ。
「そうそう、知ってるんだよねそんなこと」とか「何となく気づいてたんだよね」とか。
読みながらそう思い、それで終わってしまっては何も変わらないということ。
これは夢をかなえるゾウを読んだときも感じたことではあります。
頭だけでなく行動。
自己啓発本は行動とセットだということを忘れてはいけないなと思いました。
Amazonプライム会員オーナーズライブラリー対象の本
今回、私はこの本をAmazonプライムのオーナーズライブラリーというサービスを利用して読みました。
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Kindleで読むならおすすめのサービスです。
※この記事を投稿時にはオーナーズライブラリー対象となっていますが、今後どうなるかは分かりません。Amazonプライムに加入しオーナーズライブラリーで読みたい場合は事前に確認しておきましょう。