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読書

電子書籍よりも紙の本が好きという人へ伝えたいこと

2017-04-23

私は以前までは電子書籍否定派でした。

理由は紙の本と比べ「読みづらそう」、「形がない」、「データの取扱に困る」というものでした。多くの電子書籍否定派の人も同じ意見の人が多いのではないでしょうか。

そんな私が今年に入って電子書籍ユーザーとなりました。

Kindleを購入し、興味を持った書籍を見つけては購入し読んでいるんです。
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いまとなっては電子書籍を否定していたのがバカらしく感じています。

もちろん、私も否定派だったし、紙の本の良さも分かるので、電子書籍を敬遠する気持は良く分かります。ですが電子書籍をうまく使えば、いまより良い読書生活がおくれるんです。

今回は電子書籍よりも紙の本、電子書籍はまだ手を出せないという人に向け、電子書籍も意外といいものですよとお伝えしたいと思います。

あなたの電子書籍への不安が少しでも払拭されると嬉しいです。

紙の本の方が見やすいという意見について

紙の本のほうが読みやすい。

これは半分正解で、もう半分はそうでもないです。

まず、あっちを読んだりこっちを読んだりと前後するような本は紙の本の方が使いやすいです。例えば小説や参考書などはこれにあたるでしょう。

どうしても紙の本の方が感覚的にページをめくり、もどり、がしやすい分、「あの言葉の説明のページを読み返したい」というようなときに便利です。電子書籍だと1ページずつめくるか目次などから該当のページへ進むことができるのですが慣れるまでどうしても手間がかかってると感じてしまいます。

ただ、ディスプレイのキレイさや持ち運びのしやすさ、一つの端末にたくさんの本が入っているという意味での「読みやすい」であれば電子書籍は素晴らしいです。

紙の本の場合、文庫本程度の大きさなら持ち運びにも、読んでいるときの持ち安さも気になりませんが、ハードカバーのA4サイズくらいの本だと正直持ちづらいし読みづらいですよね。ですが電子書籍であれば、端末により大きさは違うとはいえそこまで読みづらくはありません。Kindleであれば文庫本程度の大きさですし、スマホで読むのなら片手で問題ありません。

つまり、何度も読み返すような本であれば紙の本の方が使い勝手がいいかもしれませんが、マンガなどのように通しで読むような本であれば電子書籍でも問題ありません。また、持ち運びやすく読みやいのが電子書籍のいいところです。

データだから消えたら終わりという意見について

形がなく電子データでしかない電子書籍には少し心配があるのも分かります。

電子データは消えてしまえば本を捨てるのと同じです。消えないくてもKindleのような電子書籍サービスがサービスを中止してしまうリスクもあります。

でもデータだからこそのメリットもあるので、どちらがいいかはその人次第とも言えます。

データだからたくさん本を買っても部屋がキレイなまま、検索するだけで読みたいあの本を見つけ出せる、持ち運びもしやすい。消えるリスクはバックアップを取る、もしくはKindleなどの電子書籍サービスを利用することで抑えることもできます。

電子書籍サービスが終わるリスク?もちろん、サービスによっては終了するかもしれません。ですが、Kindleのように運営主体がしっかりしている会社であればそうそう消えることはないでしょう。むしろこれからのサービスではないでしょうか。

読まなくなっても売れないという意見について

本は古本屋さんで購入したり、本を読み終わったら古本屋さんに売るという人も多いでしょう。

安く買い、そして売る。
これだとお金をあまりかけずに読書ができます。

これについては電子書籍は確かに売ることができないので紙の本の方がいいかもしれません。

電子書籍も新品の紙の本よりも多少安く買うことができるというメリットはあります。ですが、古本と比べると…。

もしくはKindleであれば、日替わりや月替りセール、その他にも無料本やセールが用意されているのは魅力ではあります。ただ、読みたい本がセールになるかは分からないので、セールの本から読みたい本を探すということになります。

本を売ることを考えて本を買う人であれば、紙の本がいいでしょう。

電子書籍になってない本もあるという意見について

紙の本で販売されている本のすべてが電子書籍として販売されているわけではありません。

今後、多くの書籍が電子化されるようにはなると思いますが、まだまだ対応しきれていないのは事実。要は、電子書籍まだまだこれからということです。

電子化したいのなら、紙の本を買って自分で電子化するということになります。これだと結局、紙の本を買うことになるので電子書籍を敬遠している人にとってはさらにありえない方法でしょうね。

また、電子書籍化されない紙の本があるのとは逆に、電子書籍でしか販売されていないものもあるということも忘れてはいけません。

電子書籍リーダーが高いという意見について

電子書籍を読むには読むためのリーダーが必要になります。

例えばKindle。ものによっては1万円以上します。

お金はかかりますが専用端末は紙の本と同等の読みやすさがあります。電子書籍の方が紙の本より安いことを考えれば、いずれ元は取れると考えることもできます。

また、別に専用端末である必要はありません。パソコンでも読めますし、タブレットでもスマホでもいいんです。

まとめ

  • 紙の本の方が見やすい
    ページを感覚的に行ったり来たりするには紙の本の方がいいが、ディスプレイの見やすさや持ち運びさという面では電子書籍も素晴らしい
  • データだから消えたらおしまい
    逆にデータだから便利な面もある。場所を取らずデータ整理もしやすい。
  • 読み終わったら売れない
    確かに電子書籍は売れない。でも多少でも安く本を購入できる。
  • 電子書籍化されていない本がある
    まだまだこれからな部分もある。ただ逆に電子書籍のみの書籍もある。
  • 端末が高い
    本を安く購入できるからそのうち元が取れる。もしくは端末はPCでもタブレットでもスマホでもOK。

紙の本が好きな人が気になっているであろうことに対し、「電子書籍も意外といいものですよ」ということを紹介しながら答えてみました。

私が現状感じていることは「使い分ければいい」ということです。 何も1つに固執することはありません。紙の本の方がいい場合は紙の本を買えばいいんです。

私は電子書籍を購入してから本を読む機会が格段に増えました。

それは、Kindleを購入した分もとを取ってやろうという気持ちと、安く書籍が購入できるというメリットが理由です。いまでは買うことがなかった本でもセール出やすくなっていたりするとついつい買って読んでしまいます。私としてはKindle買って本当に良かったと感じています。

ですがこれからも紙の本は買うでしょう。

使い分ければいいんです。電子書籍に否定的でも、購入したいけど一歩が踏み出せない人も、ぜひ電子書籍を始めてみてはいかがでしょう。
思っていたよりいいですよ。

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