仲のいい友達のイメージ画像

大人になりたい

理解って何だね?友達の一言にイラッとしたけど自分に跳ね返ってきた話

3ヶ月に1回程度のペースで会う友達がいます。

会うと大抵食事をすることになるんですが、今回そのときの会話にイラッときてしまいました。

そのイライラのあとにはモヤモヤが待ち構えていまして、考えを整理するためにもココに残しておきたいと思います。

どの程度の友達か

彼(仮にAくんとしましょう)とは学生時代からの付き合いです。

気を使わないでいいし、比較的言いづらいことでもお互い言い合える関係です。
というか、お互いのダメなことを許し合うと言った方がいいかもしれません。

例えば、遅刻が前提の待ち合わせ、メールの返信には数日かかるのも当たり前です。お互い協調性に欠けているところもあり、もう社会人としてはいかがなものかという感じなんです。(もちろん、普段の生活ではお互いそんなラフではないとは思います。)

でも、そんな気を使わないでいい感じがお互いに楽なので今でも友達として続いているのかもしれません。

ただ、細かいことをいえば、私よりAくんの方が遅刻もするし、メールを返さない頻度が高いと思っています。私の方は、Aくんがするから、もしこっちが遅刻しても気にしないで大丈夫程度に思っているだけで、実績はそんなにないはずです。(Aくんが何と言うかは分かりませんが…)

なので、Aくんが遅刻するとちょっといい加減にして欲しいと思ったりも。でも会って話していると許してしまっているんですよね。

今回のイラッとしたポイント

今回もいつもの通り、近況報告とくだらない話をして食事をしていました。

その中で1つ気になったのがAくんの言った一言でした。

「俺を理解してくれているから大丈夫だよ」

これはAくんが「Aくんの友達にメールの返信をまだしていない」という話から、「メール返さないでいいの?」と質問したときに出た一言です。

まあ、この「俺を理解してくれている〜」という言葉自体、それほどおかしくもイラつくような言葉でもないのかもしれません。
ですが、そのとき頭に浮かんだのは、普段私が送っているメールもこんな感じで後回しにしているのかということでした。

いままでそれでいいと、そういうラフな感じがいいと思っていたし、実際理解もしていたつもりでした。なのでAくんが言っていることは間違いではないのかもしれません。
でも、実際にメールを返さない側、遅刻する側の人間の「俺を理解している」という発言は私をイラッとさせたのち、ハッともさせました。

これ、理解しているわけではなく諦められているのでは?
私もAくんに対して諦めているのでは?
理解してくれているなんて、Aくんの自分勝手な言い分なのでは?

こう考えていると、自分が今までしてきた行動もこれに該当することが多いことに気づきモヤモヤしました。

旅行を計画してくれた人に協力もせず、文句を言っていたのでは?
料理をよそってくれた人に対しそっけない態度をしてしまっていたのでは?
家に遊びに行ったときに友達が出してくれるお菓子を当たり前のように食べていてよかったの?

過去の行動が思い浮かびます。

仕事であればありえないことを、友達との集まりのときはやってしまっている。
友達とだったら許される、理解してくれるからと勝手に思い込んでしまっていたように思います。

当たり前の話ですが、遅刻しない方が、メールの返信が早い方が、コミュニケーションを取った方が、ありがとうと言った方が、気づかいをした方がいいに決まっています。これは友達関係でもそう。
にもかかわらず、友達に甘えて「理解してくれるから」とやらないのは自分勝手でした。

ということを考えていたらモヤモヤモヤモヤモヤモヤ。

行きつく答えは「親しき仲にも礼儀あり」ということでした。

歳を重ねると友達に対しても慣れが出てきてしまいます。この慣れが縁を切る話につながってしまうものなのかもしれません。友達相手でも大人なら大人の対応をしなくてはいけません。
今後は考えを改めて行動しなきゃなと思ったのでした。

ちなみに、他の友達にこの話をしたところ、「お前はそんなことないから大丈夫」と言ってくれたのが救いでした。まあ、でも気をつけます。

-大人になりたい