ネット通販が普及し、Amazonでの買い物も普通のこととなりました。
ですが、まだ分からないことも多いのも事実。
そのひとつが、Amazonで買うとめちゃくちゃ高い問題があります。
これは、Amazonで欲しい商品を探し、買おうかなと思うと定価よりも1割も2割りも高額になっている事があるという問題です。
Amazonの商品が高すぎる
Amazonで商品を探していると、たまに定価よりも驚くほど高い商品に出くわします。
例えば、商品が出回っていないようなもの。
最近でいえば、2017年3月に発売されたゲーム「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」です。
ゲームショップに行っても品切れ状態で、入荷の予定も決まっていない店舗が多数あるようです。
こちらの商品は定価が32,378円(税込)円。任天堂の公式サイトで購入すればこの金額で購入が可能です。
ですが、Amazonで調べてみると40,000円を超える金額で出ています。
これは、商品が希少なため、金額上がっているということです。
いつ買えるのか分からないよりも高くてもいいから買いたいという人がいるのは確かです。そういう人にとっては高くなっていても納得できるのかもしれません。
このように、希少なものに対しては金額が高くなっている場合があります。
他にも、こんなことがありました。
2016年に発売されたHi-STANDARDというバンドのCDは当初ネットでの販売をせず、店頭販売のみでした。ですが、Amazonでは転売なのかよく分かりませんが定価よりも高く販売されていました。その後、ネット販売が解禁されると、Amazonでの価格は定価に戻りました。
これ、店頭に行けば定価で買えるのに、それを知らないでAmazonで購入した人がいたとしたら残念ですね。
希少なものだけかと思えばそういうわけではありません。
例えば、ベルンのミルフィユというお菓子があります。
ベルンのミルフィユは包装のデザインもおしゃれでお土産や贈り物にピッタリ
こちらの商品、店頭であれば、10個入りは1,080円(税込)、20個入りは2,160円(税込)、つまり1個が100円程度で購入できます。
ネット通販でも大丸松坂屋オンラインショッピングでは同様の金額で購入することができます。
ベルンのミルフィユ|大丸松坂屋オンラインショッピング
ですが、Amazonでこの商品を探すと20個入りが4,000円で売っています。(2017年3月現在)
その差がなんと1,840円です。
倍近くの値段がついています。
ちなみに中身は変わらないようです。
Amazonへの信頼の高まり
以前は「ネット通販なんて怖い」という考えもありましたが、月日がたち実績も増えてくると信頼感が増してきます。
Amazonについても、多くのユーザーが利用し、テレビではCMが流れ、Amazonで買い物をすることが当然のこととして認知されてきました。
するとAmazonは安い、早い、安全、正しいというような考えが頭の片隅にこびりついてしまったように感じます。
見た目が怪しいネットショップよりも、Amazonで買ったほうが安心。
家電量販店に行く前にAmazonの価格を調べてみよう。
といったように、買い物の基本となっている人もいることでしょう。
ですが、AmazonではAmazonだけが商品を販売しているわけではありません。
良心的な販売元もあれば、転売で稼ぐような販売元もいます。
価格に対して信頼しすぎないこと
転売がいけないとは思いません。
なかなか手に入らない物を仕入れるのは大変ですし、それを売るのであれば定価以上の価値があるかもしれません。
しかし、購入者側はそれを納得しておく必要があります。
あとになって「高かった」だの「ボッタクリ」だの文句を言ってももう遅いのです。
事前に確認しなくてはいけません。
紹介したように、Amazonでは大して希少性の高くないものも、転売なのか分かりませんが定価よりも高く売っている場合があります。
希少性があるものであれば納得するかもしれませんが、そうじゃないのに定価以上支払ってしまったらきっと悔しいはずです。
Amazonのサービスを信頼するならまだしも、価格についてまで簡単に信頼しないよう注意しましょう。