スマホゲームやっていますか?
スマホはもう手放すことのできないアイテムとして、多くの人が使っています。
電車の中でも多くの人がスマホをいじっているという状況。もう、読書や携帯ゲーム機の人は少数派となってしまいました。
これだけ普及しているスマホ。みんなスマホで何をしているかと言えば、ブラウザや動画、メール、ゲームと実際は大したことには使っていません。中でも、ゲームは基本無料で楽しめるものも多いため、多くの人がはまってしまっているのではないでしょうか。
私もスマホゲームはやっています。スマホを使う半分以上の時間はゲームのような気がします。
ですが、おもしろいかと聞かれれば、正直困ってしまいます。こどものころ遊んでいたテレビゲームのような面白さを感じないからです。
もうこれは楽しいからやっているのではなく義務だからやっているのでは?
スマホゲームの特徴
スマホゲームにもいろいろな種類があり、有料のものもあれば無料のものもあり、パズルゲームやRPG、アクションゲームなど、3DSなどの携帯ゲーム機と変わらないくらい。
家庭用ゲーム機で発売された過去作がスマホゲームとして移植されたりもしているので、昔を懐かしんでスマホでゲームなんてこともできます。
ですが、いま主流となっているのは、スマホの特性を利用したゲームです。その特徴は、基本無料、課金でゲームが有利に、時間の経過で遊べる時間が回復といったものです。
無料でダウンロードして遊ぶことができるので間口は広く、課金するとゲームを有利にすすめることができるものの、課金しなくても遊べます。ずっと遊べるというより、ゲーム回数など遊べる時間が制限され、時間の経過でそれが回復するため、こまめに遊びたくなります。
比較的単純なゲームが多く、パズルゲームや単純にポチポチタップすることでゲームが進むようなもの、ゲーム内でカードやキャラクターを集め戦うようなものが人気です。
課金すると強い武器が手に入ったり、ゲームが有利になったりします。つまり、無課金だと何回もやらないといけないことを、課金することで短時間で終わらせることができます。
お金で時間を買うようなものです。
この手のゲームをやっていると、ゲームに支配された生活になってしまう気がします。
ゲーム中心の生活になっていないか
スマホゲームの通知機能を使うと、ゲーム上の変化があるとスマホに通知が来ます。
するとゲームがしたくなりピコピコ。ちょっと休憩して他のことをしているとスマホに通知が。そしてピコピコ。こんな人もいるでしょう。
また、睡眠時間もゲームを効率良く進めるために計算して寝るように。特に、ゲーム内でイベントがあるとそれに熱中して寝れないなんて人もいるでしょう。
「いやいや、寝る時間を削るくらいなら課金して一気にやっちゃうよ」という人もいるかもしれません。しかし、課金すると「課金したからには上位に」と更にゲームにのめり込むハメに。
さらに、スマホゲームだけでなくネットゲームにも言えることですが、ユーザー同士を競わせることでやる気を盛り上げるのがとてもうまいです。
「友達がこんなにすごいならこっちも負けていられない」とか、「あいつが課金してるならこっちも」のように、周りの人の影響を受けやすくなっています。
ここまでくると、生活がゲームに支配されていると言ってもいいでしょう。
遊びじゃなくて義務です
もうこうなるとゲームが面白いとかではなくなってきます。
というか、面白くはないです。
もうこれは義務ですから。やらなくてはいけないんです。ここまでやってきたからには続けるしかないんです。
こんな感じです。
実際、私はけっこうな時間を惰性でスマホゲームにつぎ込んでいるような気がします。課金はしていないものの時間を費やしている状況です。止めてもいいんですが、ちょっとした休憩にやり始めると、「あとちょっとやっておいたほうが効率がいい」なんて考えてしまいついつい時間が伸びてしまったりも。
そこまでガッツリハマっているわけではなくても、この感じで充分時間を無駄にしてしまっています。
これ、もし自分が高校や大学に通っているときにスマホがあったら、確実に勉強に影響が出ていたと思います。
いまの学生さんは本当に大変だと思います。ゲーム機とかだったらしまうとか、売るとかできますが、スマホだと常に肌身離さず持っているものだからそうもいきません。
この面白くもないのに義務感で続けているのが馬鹿らしく、もっと別の何かに時間を使いたいと心底思った話でした。