以前、近所を歩いていたときに出会った不快なことがありました。
多少のイライラと、後悔やら反省。自分の性格の悪さを感じたエピソードです。
罠を張る女性
あれは天気のいい日の夕方のことでした。
駅に向かう道を歩いている私。天気もいいので気分がいい。
歩く道幅は5mほど。
前方40m先に犬を散歩している50代後半から60代の女性を発見しました。
こちらからみると下の図のような位置関係。
その女性は散歩しながら道の端に落ちているゴミを拾っているようで、ちょうど立ち止まり座ってゴミを拾い始めました。いいことをしてます。
でも、このときから少し嫌な予感はしていました。
上の図を見て分かるように、女性は右で犬は左。彼女らをつなぐリード。
足でも引っ掛けようとしているかのようなこの状況。もしかして罠でも仕掛けているのでしょうか。(そんなわけないんですが)
30m、20m、10m、、、、
徐々に近づく私。ゴミ拾いに夢中で気づかない女性。
このままでは私はリードを飛び越えるか、つまづいて転ぶかしなくてはいけません。罠を解こうとしない女性。
さらに近づく私。
気づいてない振りしているけど、さすがににこの距離だと気付いているはず。なのに動かない女性。
この時点でイライラ。
リードを飛び越える選択肢はなくなり、リードでできたトラップの目の前で一時停止することに。
それでもゴミを拾い続けるおばさん。一時停止のはずが10秒程度の停止。
イライラ、イライラ。
やっとゴミを拾い終わり顔を上げ女性。無言で私を回り込むように通り過ぎようとします。(下の図のように)
余計な一言
ここでついつい一言質問をしてしまいました。
私「どういうつもりですか?」
少しは悪く感じてごめんなさいくらい言うもんじゃないの?
と思って、でも直接的に文句を言えずに出た一言でした。
するとその女性は私がした質問に食い気味に一言。
女性「飛び越えたらいいでしょ!!!!!!!!こっちはゴミ拾いしてんのよ!!!!!」
ああ、最初からこの人気づいてたけど、私が飛び越えないことにイライラしてたんだろうなぁ。
なんてこと思いながらこちらも反論。
私「もっとリード短く持ってればいいでしょうが!」
女性「犬だって自由に歩きたいのよ!かわいそうでしょうが!!」
泥仕合。
この間、歩きながら言い争っていたので二人の距離は離れていきます。
最後の捨て台詞。
私「そんなこと知るか!!!!」
かっこ悪くて締まりのない捨て台詞。
これで二人の会話は終わり。後味悪かったです。
あとで思ったこと
散歩しながら道に落ちているゴミを拾うってとってもいいことだと思うんです。でもだからと言ってマナーってものがあると思うのです。
ゴミ拾いのプラスが一気にマイナス。そんなんならゴミ拾いなんてしないでいいって思ってしまいました。
まあ、こちらも大人げないですよね。
イラッときて文句言いたくなって、でもヘタレだから強くは言えない。立ち止まって口論する気もない。しかも、口でも負けてるように感じる…
こんなとき思うのは、あの時ああ言えばよかったという後悔があったのち、そもそも突っかからなければよかった、関わらなければよかったということです。
別に文句いうほど相手は悪くないのかもとも思えてきます。(まあどっちもどっちだとは思いますが。)
ということで、多少のイラッとした状況に過剰に反応すると自分がモヤモヤしてしまうという話でした。もう少し冷静に対応すべきだな。