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好き勝手に

内輪ウケが1番!お笑い芸人よりも面白い人は身近なあの人ではないですか?

忘年会や新年会で昔からの友達とお酒を飲むことが多い時期です。

飲み会があるたびに思うのは、友達とのこのくだらない時間がとても楽しいということです。

これといって面白い話をしているわけではありません。
周りの人が聞いたらとてもつまらない内容だとは思うけど、どんな面白いお笑い芸人さんのトークよりも友達との会話が面白く感じます。

よく聞く内輪ウケというやつです。

内輪ウケというと仲間内だけで面白がるため、関係ない人間には何のことか分からなく、面白くないし迷惑なものを想像します。

まったくもってその通りなのですが、仲間内にとってはこの「内輪ウケ」が一番面白いと思いませんか?

お笑い芸人だってそうじゃない?

いつも面白いあのお笑い芸人さんだってそうだと思うんです。

見たことも聞いたこともない新人お笑い芸人さんがいたとします。

漫才やコントなどのネタは置いておいて、フリートークに限って想像してみてください。
その新人お笑い芸人さんがいくら頑張って面白い話をしたところで、きっとつまらないはずです。

なぜなら、その人のことなんて知らないからです。

面白いと感じているお笑い芸人さんの場合、視聴者側は友達ではないものの一方的に親しみを感じていたり、お笑い芸人さんの仲間にいつの間にかなっているような気がしませんか?
「松ちゃん?こういう性格だよね」みたいに知った気になっていることがありませんか?

その人のことを知っているからこそ、その人のトークが面白いと感じることが多いと思うんです。
これもある意味、内輪ウケなのかもしれません。

「いや、そんなことはない!」「初めて見る芸人さんでも面白いものは面白い!」
実際にそういう人がいるのは認めます。その人達は特別面白いのでしょう。

知っている芸人さんが面白いと言っているから、もしくは笑っているから、注目しているからなどのサポートがある場合を除いて、初めて見るお笑い芸人さんのトークが面白いことって少ないと思います。

下の写真、知らないお笑い芸人さんがやってたらつまらないけど、大好きなお笑い芸人さんや友だちがやってたら面白く感じたりしますよね?

仲間内でふざけている画像

高校の同級生のモノマネがお笑い芸人に勝つことも

以前、あるお笑い芸人さんが言っていました。

「そこら辺の飲み会には絶対負けない。芸人の飲み会の方が絶対に面白い!」

確かに面白いと思います。

でも身近な友達との飲み会も結構いい勝負すると思うんですよね。

高校の時の先生のモノマネとか、同級生の口ぐせをマネてるだけでも勝負になると思うんです。

これ、誰が見てもそう思うという意味じゃもちろんありませんよ。
自分にとってということです。これ、勘違いしちゃいけないところですよね。

プロだって内輪ウケを利用している

内輪ウケが面白いという例としてラジオがあります。

ラジオはテレビと比べ出演者とリスナーの距離が近いです。
出演者もテレビでは話さないことを話してくれるので、リスナーは出演者のことをより身近に感じることができます。
リスナーからはメールで反応を送れるため、出演者側も身近に感じてくれていることが予想されます。

お笑い芸人さんがラジオ番組をやっていることがよくありますが、もうこれは内輪ウケのオンパレードです。
そのラジオ番組を聞いていない人にとっては何が面白いのかよく分からないことの連続です。

ですが、リスナーとしてはこれが面白い。
テレビでのトークよりも面白い。

つまり、プロだってリスナーを巻き込んで内輪ウケを使っていると思うんです。

内輪ウケ=共感を得る

ということで、一番面白いのは内輪ウケなのではないか。お笑い芸人さんよりも面白いのは、身近な友達の超つまらない話なのではないかというお話でした。(ただ付け加えると、誰も知らない状況から這い上がってきたテレビに出ているお笑い芸人さん達って超越したおもしろさがあるってことだとも思いますがね。)

この内輪ウケが1番ということを逆に考えると、もしあなたが周りから面白いと思われたいのなら、その仲間内でしか面白くない内輪ウケする話をすればいいのではないでしょうか。

会社員であれば会社の、学生であれば学校の、主婦であれば旦那のことなどです。

内輪ウケとは共感を得る話題から生まれます

話をするときは、話をする相手の共感を得れる内容、共通の話題を選ぶことを意識するだけでいいのかもしれません。
それだけで面白い人に近づけるのではないでしょうか。

ただし、仲間内の間だけですが。

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