免許更新の講習へ向かうイメージ

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交通違反なんてするもんじゃない!免許更新の講習に行って再認識した注意点とムダ

「少しくらい」だとか「これくらいなら」、「ついつい」こういった甘い考えで交通違反をしてしまいがちです。ですが、交通違反なんてするものじゃありません。

当たり前ですね。

この当たり前を再認識するのが免許の更新のときに受講する講習です。

今回は講習で教えてもらった運転での注意点と、交通違反をすることがいかにムダなことかを紹介します。
交通違反がムダだからしないという視点は、少し間違った考えではありますがあえてこの視点から考えてみました。

講習で教えてもらったこと

免許の更新のときに受講する講習では、最近の交通事故の状況や注意したほうがいいことを教えてもらえる貴重な場です。

数年に一度、この講習を受けることで気が引き締まり、気をつけて運転しようと思えるものです。

以下ここでは、私が講習で気になったポイントを紹介します。

夜間はライトを上向きにすることも必要

「ライトは下向きにしておくこと」と言われてたような気がしますが、今では上向きライトを上手に使うのが基本のようです。

もちろん、周囲が明るいところや対向車が多い場合にもずっと上向きにしろということではありません。

暗い夜道で遠くまで見えないような場合は上向きにすることも大切で、対向車が来たら下向きに切り替えるなど上手に使うようにするといいとのこと。

夜間にライトを下向きにした状態では、黒い服の人では26m程度まで近づかないとよく見えなく、明るい色の服装でも38m程度から認識、反射材をつけている場合は57m程度で認識できるようになります。

つまり、暗いところでは上向きライトを上手く使って、安全に注意しないと危険と非常に危険です。

また、日没後1時間以内の死亡事故が多いとのことなので、早めのライト点灯を意識することも大切です。

「ライトは下向き」「昼間はライトを消す」ということを意識しすぎることよりも、事故にならないために必要な行動は何なのかを考えておきましょう。

高齢者の死亡事故が多い

車運転してて横断歩道もないところを横断してくる高齢者に遭遇しませんか?

こっちの車に明らかに気がついているのに、車が止まるだろうと突っ込んでくる高齢者に肝を冷やすことがちょくちょくあります。

子どもも思いもよらない行動して危なっかしいですが、高齢者の行動も危なっかしく感じることがよくあります。

高齢者になると判断力やとっさの行動、反応も悪くなっているので、高齢になっての運転や恒例の歩行者に注意する必要があります。

飲酒運転がいまだにある

なぜこんなことをするんだろうと不思議になりますが、いまだに飲酒運転による死亡事故が多いようです。

免許センターでの講習では飲酒運転を起こした場合の悲劇(失業、家庭崩壊、多額の損害賠償、世間の避難)を強く訴えていました。

損害賠償の例として億単位の賠償額がざらにあるという現実もありあります。
当たり前ですよね。人の人生を終わらせたり狂わせたりしてしまうのだから。

シートベルトの重要性

講習ではシートベルトの大切さが分かるビデオを見せてくれます。シートベルトをしないで時速55km/hで衝突したらどうなるかというものです。

お分かりの通り全身強打、車外へ放り出される、後部座席の人が運転席へ飛んでくる、車大破という状況。

高速道路では比較的シートベルトをする人が多くはなっている一方、一般道で特に後部座席のシートベルト着用ができていない人が多いとのこと。

運転者自身のためにも後部座席の人がシートベルト着用しているかをしっかりチェックしないといけません。

違反なんてするものじゃない

「ついつい」だとか「これくらい大丈夫でしょ」という気の緩みから事故に繋がる。そんなことは理解しつつ、交通違反をしてしまった人も多いことでしょう。

少しくらいスピード出しても…、信号が黄色でもまだ行ける…なんて自分勝手な判断をしてしまった経験がある人も多いでしょう。
信号の黄色の意味は止まれ!ルールを知ったうえで注意して運転しましょう

ですが、それは単にたまたま事故らなかったからで、交通違反はもしかしたら事故につながっていたかもしれないやってはいけない行為です。

違反がダメなことは当たり前なのですが、今回さらに交通違反をすることがバカみたいだと痛感したのが金銭的な負担がバカらしいということ。

交通違反による罰金もありますが、免許の更新時にも待ち構えています。
免許の更新時の講習にはいくつかの区分がありますが、区分によって更新時の費用が変わってきます。

区分 講習時間 対象者 更新手数料
優良運転者講習 30分 免許の継続期間が5年以上で、
かつ過去5年以内に違反・事故のない人
3,000円
一般運転者講習 1時間 免許の継続期間が5年以上で、
かつ過去5年以内に3点以下の違反が1回の人
3,300円
初回更新者講習 2時間 免許の継続期間が5年未満で、
無事故・無違反又は3点以下の違反が1回の人
3,850円
違反運転者講習 2時間 上記以外 3,850円

違反運転者の場合500円高く、しかも講習時間2時間です。
2時間あれば時給1,000円だとしたら2,000円稼ぐことができる貴重ない時間です。

免許の有効期間も優良・一般運転者が5年に対し、違反運転者は3年となっています。

免許の更新って、免許センターに行くことだけでもけっこう手間も時間もかかるのに、講習時間も長くなるうえに免許の更新の頻度も上がってしまうわけです。優良・一般運転者が2回更新するうちに、違反者講習常連の人は3回も更新してしまうわけです。

更新の費用や、免許センターまでの交通費、更新に費やす時間など考えたら結構な費用と手間です。しかも罰金も払っているわけですから。

さらにいえばゴールドになれば保険料だって低く抑えることだってできます。

これって本当に何やってんの?という感じです。

交通違反がダメなことであるのは当たり前ですが、さらに違反することでこれだけムダなことが降りかかってくるということです。

こんな「ついつい」だとか「これくらいは」という気の緩みでこんなにムダなことをするのイヤじゃないですか?「違反なんかするもんじゃない」し「違反していいことなんて何もない」ということを再認識できるのではないでしょうか。

免許更新の講習で分かったことまとめ

  • 交通違反なんてするものじゃない
  • 違反によりムダなお金と時間が必要となる
  • 安全を考えて運転することが何よりも大切

私も交通事故にあった経験があります(被害者)。
運良く大きな怪我もなく、命も助かっているわけです。
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もう事故にはあいたくもないし、起こしたくもない。
そんな気持ちが講習を受けることでさらに増しましたし、交通ルールを守ることの重要性を再認識することができました。

交通事故のない世の中にするためには一人一人の意識を変える必要があります。

助手席や後部座席に乗っているときにも、運転者が荒い運転をしていたり違反しそうなときはやめるように指摘するように各自が安全に対する意識を持つことが大切でしょう。

とりあえずは私はゴールド免許への復帰を目指します!

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