電子書籍リーダーのKindleを購入したので紹介します。
ここ数年、本を読むことが少なくなっていました。このままじゃダメだな、もっと本読んで勉強したいなと思っているときに知ったのがKindleです。
名前くらいは知っていたものの、電子書籍を読むためのもの程度のことしか知らず、どうやってKindleに本を保存するのか、どういう仕組なのかは知りませんでした。
そんな私も昨年秋頃からKindleについて調べ始め、年末にとうとう購入することができました。使ってみての感想やKindleがどんなものなのかを今更ながら紹介したいと思います。
Kindleとはどんなものか
KindleはAmazonが提供しているサービスです。
電子書籍はAmazonで販売しています。どんな本でもKindle版があるというわけではありませんが、多くのKindle本が用意されています。本の種類は普通の書籍だけでなく、雑誌やマンガもあります。
Kindle本を読むためには電子書籍リーダーが必要です。これが、電子書籍リーダーのKindleです。
Kindleにはグレードにより5つの種類が用意されています。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Paperwhite マンガモデル
- Kindle Voyage
- Kindle Oasis
一番価格が安い「Kindle」は8,980円〜ですが、最高スペックの「Kindle Oasis」は35,980円〜となっています。違いは解像度や、内蔵ライトの数、サイズ、重さ、容量など。「Kindle」と「Kindle Paperwhite マンガモデル」は通信方法がWi-Fiに限りますが、それ以外のモデルは「Wi-Fi」のみか「Wi-Fi+3G」かを選択します。また、全モデルで「キャンペーン情報」がありかなしかを選びます。
キャンペーン情報とは広告のことで、Kindleをスリープ状態から解除するときに毎回広告が出てきます。このキャンペーン情報をありのモデルだと本体価格が2,000円安くなります。
Kindle以外でも、スマホやタブレットでも読むことができます。iOSやAndroidでKindleアプリがあるので、それを使うことでKindle本を読むことができます。
パソコンでもリーダーソフトをダウンロードすれば見ることができます。
購入したのはKindle Paperwhite
今回、購入したのは「Kindle Paperwhite」のWi-Fi、キャンペーン情報なしのモデルです。
Wi-Fiを選んだのは、外で本の購入や入れ替えをする予定がないため3Gは必要ないと判断したからです。もし、外でどうしても必要なときがあっても、無料のWi-Fiスポットを利用すれば対応できるので。
キャンペーン情報なしのモデルにしたのは単純に邪魔だと感じたからです。本を読もうとしたら毎回広告、それを消してから本を読む。この一手間が面倒だと判断しました。人によってはその程度のことなんともないという人もいるでしょう。そういう人はキャンペーン情報ありにしたほうが金額的には安くなるのでいいでしょう。
購入したKindlePaperwhiteがこちらです。色はブラックです。
中には本体と充電用のUSBケーブル、簡単な説明の書いている冊子が入っていました。
ケースも一緒に購入したので付けてみます。
画面下側に充電用のmicroUSBコネクタと電源スイッチがあります。ボタンはこれだけで、あとは画面にタッチして操作します。
言語の設定、Wi-Fiの設定、AmazonアカウントにKindleを登録すれば、Kindleを使い始めることができます。
買ってよかったポイント
買ってよかったポイントは現時点で4つあります。
本を読むようになった
とにかく本を読む時間が増えました。買ってまだ間もないからという可能性もありますが、Kindleを持っていると本を読みたくなるんです。
なぜなら、本が安く手に入るからです。
どんな本でもほんの少しだけKindle版の方が安いんですが、それ以上に安いのがセール対象の書籍です。Kindle本には日替わりセールや月別セール、無料本などがあります。これをチェックしていると数百円で買えるような本がたくさん出てくるのでついつい買ってしまいます。定価では買わなそうな本でも、セールになっていると「ちょっと読んでみようかな」と手を出してしまいます。
新書はセール品になっていないので古い本が中心ですが、読書初心者にとってはありがたいポイントです。
また、AmazonプライムというAmazonをもっと便利に使えるサービス(年間税込み3,900円)に加入すると、毎月1冊だけ無料で本を読むことができる「Kindleオーナーライブラリー」というサービスを利用できます。これは購入ではなく1冊返さないと次の1冊を無料で読むことができない図書館みたいなサービスです。こちらも、対象となる本が決まっているので、あまり選択肢はないものの、読者初心者にとってはありがたいサービスです。
このように、定価では買わないような、でもちょっと読んでみたいと思える本を格安で読むことができます。なので、ついつい読書の時間が増えるというわけです。
バッテリーが長持ちする
バッテリーが数週間持ちます。
購入してからフルに充電し、マンガ14冊と書籍3冊を3週間程度かけて読むことができました。こんなに使ってやっとそろそろ充電してくださいという警告が出ました。
充電を気にしないでいいのはポイント高いです。スマホみたいにすぐに充電が必要になると読書欲もなくなっていしまいます。バッテリーが長持ちすることで、外にも持っていきやすいです。
充電するのもmicroUSBを利用しての充電のため、スマホの充電器を使うことができます。(使えるかどうかは各自確認してくださいね)
軽いから持ち運びもしやすい
大きさが文庫本より多少大きく、厚さは文庫本よりも薄い。
この程度の大きさであれば、カバンの中に入れておいても気になりません。
仕事にも旅行にも、もしくは散歩にも持っていってもいいかもしれません。
Kindleの特徴でもある、紙に印刷しているかのようなディスプレイは外でも見やすいです。タブレットなんかだと外では反射して見づらい、目が疲れるということがありますがKindleはそんなことはありません。
こちらが外で読んだ時の画像です。反射もしないし読みやすいです。
価格が安い
モデルによって金額は変わってきますが、今回買ったKindlePaperwhite(Wi-Fi/キャンペーン情報なし)は16,280円でした。
ですが、Amazonプライム会員だと4,000円引きになります。つまり、12,280円です。
それなりの値段だとは思いますが、Kindleを使えばたくさんの本を読むようになります。金額がお得なものもたくさんあります。数年でもとは取れるんじゃないかなと思えてきます。
スマホやタブレットの方が安いという考えもありますが、スマホやタブレットだと読書には向いていません。ディスプレイも目に優しくないですし、読書中にバッテリーが気になりだしたりもします。なので、読書をしたい人ならば、Kindleをおすすめしたいです。
少し気になったところ
使っていると気になるところももちろんあります。
3つあげてみます。
動きがのろい
スマホやタブレットと比べると反応が遅いです。ページ送りをすると、ゆっくりとページが変わります。
ページ送りではあまり気になりませんが、本を探すのに文字を入力するときは気になります。
なので本を探すのはパソコンが基本です。
カバー付けると片手で持ちづらい
これはカバー付けているから悪いんですが、カバーを付けているとフタの部分が邪魔で持ちづらいです。
文庫本をもつように片手で本を多少丸めながらなんてことはできないので当然です。
片手で本を持って、もう片方で操作をするようにしているのですこしやりづらい。だからといってカバーを外すとディスプレイを傷つけそうで外せないというジレンマです。
読みたい本が対応していない
Kindle本が対応していない書籍もあります。
「この本、気になるなぁ」と思っていた本が、Kindleに対応していないと残念な気持ちになります。
また、上で紹介した「Kindleオーナーライブラリー」でも、対象となる本に読みたいと思える本が見つかりません。探せばあるのかもしれませんが、探しにくいです。今は、読書を始めたばかりなので読む本が何冊か見つかっていますが、それが読み終わったときが心配です。
また、月額定額980円で読み放題の「Kindle unlimited」というサービスもありますが、こちらも対象となっている本のラインナップが好みに合わなかったりします。
全体的には満足!読書生活を満喫中
いいところも気になるところもありますが、全体的に買って満足の商品でした。
はじめは電子書籍を毛嫌いしているところがあったんですが、読んでみると読みやすいし持ち運びやすいしで大満足。
何より、読書をする習慣を作ることができたのが大きいメリットです。
最後にKindle関連のお得情報をまとめておきます。
Amazonプライム会員はKindle端末4,000円引き
AmazonではAmazonプライムというサービスがあります。
これに加入すると、Amazonを利用するときにいろいろと特典があります。(例えば送料無料や動画見放題サービスなど)
その1つにKindleの割引があります。
Kindleの端末のうち「Kindle」と「Kindle Paperwhite」はプライム会員だと4,000円引きになります。
※購入の際にクーポンコードを入力する必要があります。
Amazonプライムの費用が年間3,900円(税込)ということを考えると、かなりお得だと分かります。
3,900円払って4,000円引きってスゴイですよね。
Amazonプライムは無料お試し期間があるので、一度試してみてはいかがでしょう。
ちなみに無料お試し期間はKindleの割引はされないので注意が必要です。
Amazonプライム会員は毎月1冊無料で本が読める
さらに、Amazonプライム会員だと、対象となる本を月1冊無料で読むことができます。
これはKindleオーナーライブラリーというサービスです。
読みたい本が見つかりにくいですが、月1冊無料というのはかなりのメリットです。
Amazonプライムの費用年間3,900円(税込)で、年間12冊を無料で読むことができるということです。
読み放題サービスもある
Amazonでは月額980円で対象のKindle書籍が読み放題になるKindle unlimitedというサービスもあります。
ジャンルは幅広く、マンガも雑誌も読めてしまいます。
かなりの数が対象とはなっていますが、読みたい本が読み放題の対象になっているとは限りません。
まずは30日間の無料お試し期間を利用してみるといいかもしれません。