以前と比べネットで動画を見る時間が増えました。
テレビは見ることは減っても、その代わりにYouTubeやHulu、dTVなどの動画配信サイトを見る時間は増える一方です。
こういったサービスのいいところは、好きなときに好きな動画を見れるということ。パソコンで他の作業をしながらみるなんてこともできる。
何となくダラダラと動画を見ることが多く、見終わると時間の無駄に感じてしまうこともよくあります。
動画以外に本だって読みたいし、外にも出かけたいんです。
YouTubeの見方
中でも、YouTubeの時間は特に「ダラダラ」と見てしまいます。HuluやdTV、もしくはテレビ番組を見るのであれば、映画1本やこの番組だけなど、ある程度決まった時間で終わらせることができる。
しかしYouTubeは違います。
何となく見始めて、次々とおすすめされる動画をダラダラと見てしまうことが多く、時間があっという間に過ぎていきます。
これが本当に無駄に感じていて、なるべくYouTubeを見ないようにしてはいるものの、なかなかそうもいきません。
そこで最近実践しているのが、YouTubeを倍速で見るという方法です。
単純に時間が短縮されますし、テンポが良いのでダラダラ感が薄れます。
YouTubeを倍速で見る方法
YouTubeには倍速機能があります。使い方は簡単です。
上の画像を見てください。動画画面上にマウスを合わせると、画面の右下にアイコン出てきます。4つあるので、この中から設定を意味する歯車のマークをクリックします。すると「速度」の項目があるのでこれを操作します。
「速度」には6つの選択肢があります。
- 0.25 : とてもゆっくりになる(通常速度の0.25倍)
- 0.5 : ゆっくりになる(通常速度の0.5倍)
- 標準 : 通常の速度
- 1.25 : 少し速くなる(通常速度の1.25倍)
- 1.5 : 速くなる(通常速度の1.5倍)
- 2.0 : とても速くなる(通常速度の2.0倍)
標準を基準に、「0.25」「0.5」はゆっくりになり、「1.25」「1.5」「2.0」は速くなります。
今回の場合、速度を上げて時間を短くしたいので「1.25」「1.5」「2.0」から選択します。
もとの動画がどの程度早口かによって倍速を選びます。いままでの経験では、「1.25」であればあまり違和感を感じず見ることができ、「1.5」「2.0」では多少聞き取りにくくなってきます。
基本を「1.25」にし、話がゆっくりな動画については「1.5」にするのがおすすめです。
倍速でもいい動画とダメな動画
とは言っても、どんな動画でも倍速にしていいというわけではありません。
倍速にすることで、動画の本質がダメになってしまうものは基本的にNGです。あとは動画の作品性を取るのか、自分の時間を取るのかで判断は分かれてきます。私の基準としては以下の通りです。
いい動画
話を聞くタイプの動画は倍速で見てもいいものです。YouTuberの動画なんかはこれに当たるものが多く、早口で聞き取れない物以外は多少倍速にしたところで、YouTuberが伝えたい事は理解できます。
問題は間を大切にするような動画です。ドラマ仕立てのものは、セリフの間のとり方で印象が大きく変わったりします。こういったものは、標準で見たほうがいいとは思います。ですが、その動画がそこまでのものなのか、自分の時間のほうが大切なんじゃないか、ストーリーだけ追えればいいんじゃないかなど、何を重要視するかで判断は分かれるところです。
私の場合、こういった動画でも「1.25」に設定して見るようにしています。1.25であればそこまで違和感がないからです。
ダメな動画
ダメな動画は音楽です。
こればっかりは倍速で見るとまったく違ったものになってしまいます。
倍速で自分の時間を増やす
YouTubeをダラダラ見ていると、時間をとても無駄にした気になります。
しかし、倍速で見ることで、その時間を短縮することができます。速度を2.0にすれば視聴時間は半分になりますし、テンポがいいので区切りを付けやすい気がなんとなくします。
テレビについても、録画して倍速で見るようになるとけっこういいです。
やはり限られた時間、何を重視するかで時間の使い方は大きく変わってきます。もちろん、見ないという選択肢もありますが、見ないことで失うものもあります。
もちろん、ちゃんと見たいものは標準速度で見ればいいです。倍速で見るものと標準速度で見るものとを区別することが大切です。